チャーミング賞2015受賞者

大賞 該当者なし

【日本栄養士会賞】 マセソン 美季

大学1年生の秋に自転車にて横断歩道を渡る際に右折するトラックに巻き込まれ頸椎を損傷。1年以上の入院を経て復学(教育学部保健体育専攻)。車いす生活で学業や教育実習を修了する。スポーツへの復帰、車いすマラソンから。やがて冬季競技アイススレッジスピードスケートに出会い、1998年冬季パラリンピック長野大会にて100m銀メダル、500m、1000m、1500mで金メダルを獲得。大会後に大学を卒業し、小・中・高校等へ応援御礼挨拶をして回っています。こうした活動がパラリンピックの普及につながっています。1年後、ダスキン愛の輪基金を得てアメリカへ留学します。やがてカナダへ拠点を移します。二児の母親としても、教育について障がいについて、またパラリンピックについても発言し続けています。現在はカナダに本部のあるDisabled People's International というNGOで障害者問題に対応した活動をしています。

【中里融司賞】 豊島 加奈

脳性麻痺による四肢体幹機能障がいのために、座ることも手足を動かすこともできませんが、唯一自由に動かせる舌で舌打ちの音を利用したパソコンの操作法を学び、そしてグラフィックアートを手がけるようになりました。2006年から都内を中心に作品の展示・販売を開始しています。作品のコンセプトは「その時感じたことをイメージして描きます。光を取り入れたフレアが好き」です。主な活動は
① 2013年:ジュエリー作家とのコラボ作品発表(都立産業貿易センターにて)/ギャラリー恵風(越谷市)にて展示/アートバサール行船公園(江戸川区)にて展示、販売
② 2012年:障害者作品展(船堀タワーホール)/北葛西コミュニティー会館にて展示、販売
③ 2010年:銀座芹川画廊に出展です。
アートを始めたことでさまざまな出会いが生じ、人生の目標がより具体的となり、今後は壁紙やドア、壁画をデザインして建物を1軒まるごとプロデュースしてみたいと考えておられます。

【その他一次選考通過者】

株式会社ライフスタイルシティー 就労支援A型事業所 TSUMUGU  伊藤 友一
「サポートされる側からサポートする側へ。」が私たちの理念です。障がいがあるからこそこの光のように輝いてほしい。私たちは一般企業への就労が困難な障がいをお持ちの方に就労の機会を作り自立できる場を提供しています。私たちは障がい者と共に支援活動を楽しむことと、私たち(障がい者を含む)があなたのサポーターになることに挑戦します。チャレンジド(障がい者)とノンチャレンジド(非障がい者)が協力し合うことによって、より大きな循環が生まれることで様々なビジネスを展開していくのが目的です。
その一つが「世界のかおちゃん」あなたのご友人お二人の顔を面白くアレンジし、障がいを持った人たちがバッチにします(2つで\2,000)。その売上の半分を復興支援や難病を持つ子どもたちの夢を支援していくプロジェクトです。(http://tsumugu.gifu.jp/csquareproject/)

★加藤 弘明
大和鉄脚走行会は三重県を拠点に活動している切断者スポーツチームです。主に義足を使用している方々と一緒に、月1回陸上競技場で走ってスポーツを楽しんでいます。また、わがチームには足があるのに義足を使って走る「模擬義足アスリート」がいて、義足ユーザーさんを強力にサポートしています。

チャーミング賞とは

チャーミング賞とは、疾患・障害のある人もない人も共に楽しめる社会づくりに取り組んでいる方またはグループをご紹介するものです。ご応募いただいた中から、ナンフェス・チャーミング賞委員会による審査を通じて「大賞」1名、「日本栄養士会賞」1名、「中里融司賞*」1名を選考します。

*中里融司賞とは、難病を抱えながら小説家として活躍した中里氏の功績を讃え創設された賞。

応募資格

上記に該当する方またはグループ

選考委員

朝倉 均(新潟大学名誉教授、こうかんクリニック院長)
藤井 基之(参議院議員)
小松 龍史(日本栄養士会会長)
中板 育美(日本看護協会常任理事)
井原 誠(長崎大学)

2014年 チャーミング賞受賞者

【大賞受賞】
日本盲人マラソン協会
活動:第1回の盲人健康マラソン大会が大阪で開催され176名が参加した(昭和58年8月)ことを受けて、昭和59年7月に設立された。盲人が走ることの意義が当事者のみならず、広く社会一般に根付くきっかけとなり、その後今日まで大会は継続され、新しい大会も生まれ、また練習会も継続して実践されている。そうした活動を推し進めてきた団体である。やがて健康マラソンという領域に留まらず、競技としてのマラソンにも選手づくりを推し進めることとなった。パラリンピックにも選手を派遣し、金メダリストを生むほどとなっている。そして、視覚障害者が走ることを支える「伴走」者養成にも力を入れ始め、多くの伴走者が育てられて大会を支えている。
【日本栄養士会賞受賞】【中里融司賞受賞】
ブーケの会
活動:平成11年発足の会で本年5月末現在で403名の総会員数となっている。オストメイトのうちとりわけ若い方にとっては、恋愛・結婚・妊娠・出産・日常生活はとっても重要なもの。そうした悩みを互いに相談できる場が欲しいという願いにより結成された。健常者と呼ばれる側にいる人にとってはなかなか理解し辛く、たとえ家族でも難しさを感じているオストメイトにとっては会員同士が語り合える場は人生の質を左右する貴重な場である。悩み事を相談するだけでなく、情報交換する場があることによって、個人個人がより良い人生を営む勇気を与えることができるものと思う。

【その他1次選考通過者】
ゆうじさん
活動:電動車いすに載せた多くのパンや、ケーキ等を移動しながら販売をしている。本拠地は三軒茶屋のお店。多くのボランティアスタッフが製作に励む一方、ライブを開催して多くの人々に障害を認知していただく機会を設けたり、と本当に精力的に動き回るパワーの持ち主である。明るく、前向きな性格はいつも励まされるものがある。
自閉症支援グループおしゃべりの会
活動:岩本さんは、東京都東村山市を中心とした地域で活動する自閉症支援グループおしゃべりの会の代表としてご活躍です。おしゃべりの会は、なかなか気持ちの伝わらない自閉症児・者を支える人たち、みんなの集まりの場です。専門家のご支援もいただきながら、支え合いや学習のために、様々な事業を行っております。お父さんお母さん、そして支援者として関わっているみなさま、ぜひご参加ください。きっといい出会いになると思います。